いざ、冒険へ
詩:友部正人
作曲:信長貴富
編成:混声三部合唱
拍子:4分の4拍子
調:ヘ長調
テンポ・長さ:♩≒138、119小節、約3分40秒
JASRAC作品コード:269-2647-4
© 2021 by ONGAKU NO TOMO SHA CORP., Tokyo, Japan.
混声三部合唱
歌詞
何の動力もないのに
勢いがつけば走り出す
最初の一言の選択が
今度の冒険のすべてを決める
とてもシンプルな乗り物
それは一脚の椅子
言葉の地図に息抜きしながら
ゆるんだメロディの栓を閉める
すると魂は青い液体に満たされ
あなたは水の中にいることを知る
とてもリアルな乗り物
それは一脚の椅子
予定されていたことはすでに終了していて
終了したままその日がやって来る
ちょっとしたことを人に話したくなっても
その話はいつも独り言に終わる
そんなぼくたちに必要な乗り物
それは一脚の椅子
どこへでも好きなところまで行けるけど
いつも空腹につきまとわれる
だけど冒険には空腹こそ必要なもの
喉の渇きには注意しよう
燃費の良さが自慢の乗り物
それは一脚の椅子
自分の足で行けるとこまで
自分の目が見えるとこまで
自分の耳が聞こえるとこまで
自分の夢が届くとこまで
小さな記憶の乗り物
それは一脚の椅子
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