たじま牛
作詩:山本和夫
作曲:岩河三郎
編成:混声三部合唱
拍子:4分の4拍子(一部4分の2拍子)
調:ト短調→ト長調→ト短調
テンポ・長さ:♩=128位→♩=88位→♩=128位→Moderato→Andante、121小節、約5分25秒
JASRAC作品コード:046-6827-8
© コピーライト表示なし
混声三部合唱
男声に div. あり。
[楽譜]
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歌詞
いやがる子牛をつれていくのは誰だ
牛市につれていくのは誰だ
山また山にかこまれた村の
まんなかをはしる雪の道を
ふりむこうとするのにふりむかせまいと
荒々しくひっぱり
子牛をひいていくのは誰だ
母牛の叫びが
村にいんにこもってる
おばあさんはその門出に
ニボシをくるんだ「おひねり」を
──幸でね
と子牛の赤い首輪にさしてやった
悲しいアクセサリーをもらって
子牛はおばあさんを横目で見上げた
たじまの山の村では
人間が牛とからだをすりよせて生きている
牛が人間にからだをすりよせて生きている
今日の雪は
この山の村では根雪になるだろう
──嫌󠄁がって
両足を並べてつっ立つのに
荒々しくどなって
子牛をひいていくのは誰だ
家の前では
雪をふんでおばあさんが
首をのばして見送っている
分校では
中一の太一君の机は一人ぼっち
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